ギャラガ(1981年)
『ギャラガ』は『ギャラクシアン』の後継として登場した“固定画面シューティング”ゲーム。最大の特徴は自機(ファイター)を2機並列に合体させた状態で戦えるパワーアップ要素が実装されたことだ。ただし、敵からの攻撃があたる範囲も大きくなるため、爽快感を感じつつも、より慎重にプレイしよう。
1980年~1990年前半に発売され、現代ゲームの礎となった往年のクラシックアーケードゲームを紹介。PlayStationでゲームの歴史を感じてみよう。
かつてのアーケードゲームの魅力や楽しさを受け継ぐタイトルは現代でも数多くリリースされている。
1971年にテッド・ダブニー氏とノーラン・ブッシュネル氏が手がけた『コンピュータースペース』が世界初の商業用アーケードゲームと言われているよ。宇宙空間で隕石やUFOを打ち落とすゲームだったんだ。当時は集積回路がまだ普及してなくて、単純な電子回路の組み合わせによる基盤だったみたい。そんな技術的な制限も多くあって、商業的には成功といえるものではなかったようだね。でも、彼らは後にアタリ(ATARI)社の創業者になってビデオゲームの歴史に名を刻むことになるんだ。だから『コンピュータースペース』は世界初にふさわしいアーケードゲームだと思うんだ。
快適な操作感、美しいグラフィックや音楽、魅力的なキャラクターや物語など、現代も進化し続けている。
一説によれば、アーケードゲームは1プレイ3分くらいでゲームオーバーになるように設計していると言われてるんだ。だから、家庭用ゲームと比べると極端に難しいと感じてしまうのかもね。復刻版のタイトルは難易度を含めて当時を再現しているけど、ソフトさえ購入してしまえば、3分ごとにコインを入れることもないし、中断セーブやコンテニューを使えば、いつかはクリアできるよ……ガンバレ! もちろん、復刻版でも中断せずに1コインでクリアすれば、当時のゲーマーと同じウデマエということになるね。
かわいいだけじゃない、クリエイターと技術の進化で、より個性的な表現やゲームシステムが実現できるようになった現代のタイトルを紹介。
人によって意見や解釈の違いがあると思うけど、日本中の100円硬貨がなくなったと噂される、1978年(昭和53年)の“インベーダーブーム”が時代の始まりで、数々の伝説的なゲームがリリースされた1985年(昭和60年)前後が黄金時代だと思うよ。1980年代後半に家庭用ゲーム機が全盛期を迎えて少し陰りが見えるけど、1991年(平成3年)から始まる対戦格闘ゲームによって、再び黄金時代がやってくるんだ。その後2000年を過ぎたあたりから次の時代に移っていくんだ。
昔からスポーツタイトルは数多く登場し、現代でも変わらず人気のジャンルとしてリリースされ続けている。