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U-18の部は愛媛県代表・森山綜太選手、
一般の部は福島県代表・鈴木聖弥選手が優勝!
U-18の部は愛媛県代表・森山綜太選手、一般の部は福島県代表・鈴木聖弥選手が優勝!
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下SIE)は、「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」(特別国民体育大会・特別全国障害者スポーツ大会)の文化プログラムとして開催された「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2023 KAGOSHIMA」の競技タイトル『グランツーリスモ7』部門の決勝となる「本大会」を11月25日(土)、鹿児島県鹿児島市のセンテラス天文館で開催いたしました。
今回の本大会の舞台に立ったのは、7月1日(土)~7月30日(日)に開催されたオンライン都道府県予選と、8月20日(日)~10月15日(日)に全国でオフライン大会として開催された都道府県決勝およびエリア決勝を勝ち抜いた総勢24名の選手たちです。年齢に応じて振り分けられた「U-18の部(6歳以上~18歳未満)」および「一般の部(18歳以上)」の2部門・各12名の選手が、これまでに磨いてきたドライビングテクニックを駆使して、PlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』日本一の座を争うレースに挑みました。
オンライン形式で本大会が実施された「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA」。
それから3年を経て、再び鹿児島での開催となった今回の本大会は、改めて「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」文化プログラムの冠の元、都道府県決勝およびエリア決勝で上位を獲得した選手たちが鹿児島市内・センテラス天文館の特設会場に集い、直接対決を繰り広げるオフライン大会形式で行われました。
11月25日(土)の『グランツーリスモ7』部門の本大会当日は、まず「U-18の部」、「一般の部」でそれぞれタイムアタック形式の予選を実施。そこで記録されたタイムに応じて各選手のスターティンググリッドが決定され、決勝レースが実施されました。
決勝レースの模様は、インターネットの動画サイトを通じたライブ配信でも広く公開されました。実況を担当したのは、これまでの「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」で「グランツーリスモ」部門の実況を担当してきたレースアナウンサーの辻野ヒロシさん、解説をポリフォニー・デジタルの山田和輝(YAM)が務めました。
さらに同日には、愛媛のイオンモール新居浜や岐阜のeスタジアム岐阜でパブリックビューイングや、インフルエンサーによるミラー配信なども行われ、全国の多くの方に選手たちの熱闘をご覧いただきました。
決勝レースの模様は、以下のアーカイブ動画でもご視聴いただけます。
(以下、敬称略)
PlayStation公式YouTube 配信
「グランツーリスモ」公式YouTube(GRAN TURISMO TV)配信
SPYGEA Twitch配信
SHAKA Twitch配信
ゆっちょ Yuccho YouTube配信
出場した12人中、9人の選手が本大会初出場となった「U-18の部」。
決勝レースは『グランツーリスモ7』オリジナルコースである高速サーキット「トライアル・マウンテン」を舞台に、「グランツーリスモ レッドブル X2014 Junior」を使った10周のワンメイクレース形式で行われました。
予選でポールポジションを獲得したのは、今回で3度目の本大会出場となる兵庫県代表・石野弘貴(いしの・こうき)選手。続く2番手以降は、東京都代表・林龍之介(はやし・りゅうのすけ)選手、兄の拓眞選手とともに本大会出場を決めた滋賀県代表・佐々木壱晟(ささき・いっせい)選手、愛媛県代表・森山綜太(もりやま・そうた)選手と、初出場の選手たちが石野選手を追う形で決勝レースが始まりました。
石野選手、林選手、佐々木選手、森山選手が4台並んでブレーキング勝負をしかけたバックストレートエンドでのトップ争いに始まり、決勝レースでは最初から最後まで壮絶なオーバーテイク合戦が繰り広げられました。
2周目の最終コーナーでは、順位が大きく変わる混戦も発生。林選手と石野選手がわずかなリードを稼いだ後ろで、11番手スタートだった地元鹿児島県出身の坂下慶多(さかした・けいた)選手が3位までジャンプアップするなど、会場を沸かせる光景が次々と見られました。
レース展開に変化が起きたのは5周目でした。
トップ争いをしていた石野選手と林選手が接触し、両者が最後尾近くまで後退。そこでスタートから堅実な走りを見せていた森山選手、岡山県代表・坂本清尚(さかもと・きよまさ)選手、秋田県代表・木島虎太郎(きじま・こたろう)選手、最後尾スタートだった愛知県代表・田中響貴(たなか・ひびき)選手らが上位に入れ替わり、再び勝敗がわからなくなります。
ファイナルラップにトップで飛び込んだのは、カートレースで勝負強さを身に付けた最年少選手の木島選手でした。
しかし、その背後についていた森山選手が、第1コーナーでイン側をついて鮮やかに1位を奪取。その後の連続コーナー区間で起きた2位争いに助けられ、リードを得た森山選手はそのままトップでゴールラインを駆け抜けて本大会初出場&初優勝の栄冠を手にしました。
2位は大きなペナルティを受けつつも鋭い走りで上位に戻った石野選手、3位は下位スタートから混戦の中で着実に順位を上げた田中選手が入賞。若きドライバー同士の意地がぶつかった激戦に、大きな拍手が寄せられました。
続けて行われた「一般の部」決勝レースの舞台は、1周が25キロメートルを超えるドイツの実在コース「ニュルブルクリンク 24h」。
使用マシンは「Gr.3」カテゴリーのレースカーで、3周のレース中にレーシング・ハードとソフトの2種類のタイヤを最低1度は交換しなければならないルールが採用されました。
予選1位を獲得したのは、「U-18の部」時代も含めて5度目の本大会出場となる福島県代表・鈴木聖弥(すずき・せいや)選手。2位は愛知県代表・川上奏(かわかみ・かなた)選手。3位は東京都代表・佐々木唯人(ささき・ゆいと)選手。4位は滋賀県代表・佐々木拓眞(ささき・たくま)選手。
上位4選手をはじめ、出場選手は公式世界大会である「グランツーリスモ ワールドシリーズ」などでも活躍する強豪ドライバーたちばかりで、まさに国内大会ながら世界レベルの『グランツーリスモ7』の走りが見られるレースとなりました。
レースでは、上位3人がソフトタイヤ、4位以降はほとんどの選手がハードタイヤを選択してスタート。「BMW M6 GT3 '16」を選んだ鈴木選手がミスのない走りで序盤からレースをリードしました。
その中で注目されたのが、下位スタート勢のうちでただひとりソフトタイヤを選択した栃木県代表・鍋谷奏輝(なべたに・そうき)選手。11番手スタートからするすると順位を上げ、1周目で4位の佐々木拓眞選手までハードタイヤ勢を次々と抜き去った快走に、観客も目を奪われていました。
2周目には鈴木選手が盤石の走りを見せる後方で、佐々木唯人選手が2位の川上選手をかわして2位に浮上。
鍋谷選手、佐々木拓眞選手の後方でも、岡山県代表・石水優夢(いしみず・ひろむ)選手、徳島県代表・奥本博志(おくもと・ひろし)選手、熊本県代表・新木悠真(あらき・ゆうま)選手、京都府代表・吉田稜汰朗(よしだ・りょうたろう)選手の4人がアグレッシブな6位争いを展開し、その激しい攻防が会場を大いに沸かせました。
迎えたファイナルラップでは、トップの鈴木選手と2位の佐々木唯人選手、3位の川上選手と4位に返り咲いた佐々木拓眞選手の2組が手に汗握る追走劇を繰り広げました。2人の佐々木選手は、終盤の長いストレート区間であるドッティンガーまでに前のマシンのスリップストリームに入るため、縁石ギリギリを攻める熱い走りで前の車を追撃。
しかし両者惜しくも届かず、4人は順位そのままでゴール。ポールポジションでのスタートからゴールまで、トップを完全に守り切るパーフェクトな走りを見せた鈴木選手が悲願の初優勝を成し遂げ、熱い戦いは幕を閉じました。
なお、「一般の部」で優勝した鈴木聖弥選手を始め、本大会でも活躍を見せた佐々木唯人選手、川上奏選手、佐々木拓眞選手、鍋谷奏輝選手、奥本博志選手は、今週末12月1日(金)から12月3日(日)の3日間(現地時間)にわたり、スペイン・バルセロナで開催される「グランツーリスモ」シリーズ公式世界大会「グランツーリスモ ワールドシリーズ」の最終決戦「ワールドファイナル 2023」にも出場予定です。
世界一を懸けた更なる戦いは、現地からインターネットでライブ配信されますので、こちらの熱戦にもどうぞご注目下さい。
https://www.gran-turismo.com/jp/gt7/events/gtws2023/worldfinals/
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2023 KAGOSHIMA」
『グランツーリスモ7』部門 本大会 出場選手一覧・決勝レース結果(敬称略)
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