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スタンダードエディション
- 月姫 -A piece of blue glass moon-
本作は、奈須きのこ・武内崇をはじめとしたTYPE-MOONによって同人ゲームとして製作され、今なお語り継がれる長編伝奇ビジュアルノベルの傑作だ。
作品が新生されるにあたり、監督の奈須きのこ自らの手により分解・再構築された。
物語は2010年代の東京を舞台にアップデートとボリュームアップされ、環境の変化が新たな緊張感とリアリティを生み出している。 進化した美麗で重厚なビジュアルと演出・音楽で映しだされる、懐かしくも新しいTYPE-MOONの原点だ。
“アルクェイド”シナリオ『月姫』と“シエル”シナリオ『夜の虹』の2篇で綴られる“月の表側”を語る物語が収録されている。
七年前の事故以来、遠縁に預けられていた高校生の遠野志貴。彼は父親の死をきっかけに、名門である実家へ呼び戻される事となる。巨大な屋敷で新たに始まる日常生活。だが、それはどこか不穏な気配を漂わせていた。そんなある日、朦朧とする意識の中ですれ違った一人の女。アルクェイドと名乗るその女との出会いが、志貴を人ならざる者達――“吸血鬼”による人智を超えた戦いへと巻き込んでいくのだった。
偶然電車に乗り合わせた縁から、志貴は学校の人気者シエル先輩と急速に距離を縮めていく。親友の有彦、新任教師のノエルも交え、賑やかに過ぎて行く夢のような日々だ――しかし、それも長くは続かなかった。突如として湧き上がる殺人の衝動。自ら引き起こした惨劇が志貴を絶望の淵へと引きずり込む。そんな志貴の前に差し出されたのは、一本の傘と温かな言葉――彼の心を救ったのは、誰あろうシエルだった。