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「コール オブ デューティ プロ対抗戦」観戦ガイド01

「コール オブ デューティ プロ対抗戦」は、PlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』(CoD:BOCW)の国内公式大会です。

本記事では、「コール オブ デューティ プロ対抗戦」をはじめて観戦される方に向けて、わかりやすくルールや見どころをご紹介します。『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』を遊んだことがなくとも、もちろん大会を楽しむことができます。ぜひ応援したいチームを見つけて、観戦を楽しみましょう!

”賞金総額1,000万円”と”日本最強”の座をかけて競い合うリーグ戦

「コール オブ デューティ プロ対抗戦」は、賞金総額1,000万円と日本最強の名誉をかけて、プロ6チームが競い合うリーグ戦です。本大会はSPRINGシーズンとSUMMERシーズンに分かれ、2つのシーズンの間には出場枠をかけた入替戦が実施されます。

試合は3種類のゲームモード(※ゲームモードの紹介は後述)を順番に戦います。1試合は3ゲーム先取制(Bo5)で、どちらかのチームが3ゲーム勝利すれば決着です。

各ゲームで使用するマップは、両チームのBAN & PICKにて決定。相手チームの得意なマップをBAN(拒否)したり、自分たちが戦略を練ってきたマップをピック(選択)したりと、試合開始前から対戦チームによる駆け引きが行われます。

3ゲーム先取のため、最大5ゲームが行われる(5ゲームが行われ、3-2となった試合の例)

本大会では、各試合の取得ゲーム数がポイントに換算され、獲得ポイントの合計でランキングが決定します。そのため、試合の勝敗のみならず、いかに多くのゲームを取得できるかが重要。1ポイント1ポイントの積み重ねが、最終的なランキングに大きく影響します。

そして、全30試合が終了した時点で、ランキングの上位2チームがグランドファイナルへ進出。シーズン王者の座をかけて、3ゲーム先取制(Bo5)の最終試合を戦います。

3-2の場合、敗北したチームにも2ポイントが加算される

試合は3種類のゲームモードで競う!

本大会で使用される3種類のゲームモードについて、それぞれの基本的なルールと見どころを解説します。

■ハイスピードな陣取り合戦 HARDPOINT(ハードポイント)

HARDPOINTは、60秒ごとに移動する拠点の制圧を目指すモードです。拠点の中にチームメンバーが入ると1秒ごとに1ポイントを獲得し、先に250ポイントを獲得したチームが勝利となります。

拠点内に味方が1人でも入っていればポイントが加算され、入っている人数が増えても獲得するポイント数は変わりません。なお、味方と敵の両方が拠点内に入っていると競合状態となり、ポイントの加算はストップします。

復活(リスポーン)があるモードのため、目まぐるしいスピードで行われる撃ち合いが見どころ。時には、ゲームの流れを変えるような連続キルが生まれることもあります。

ゲーム中は、両チームの獲得ポイントに注目しましょう。また、画面左下のミニマップには、現在の拠点や次の拠点(鍵マーク)が表示されるため、それに応じたプレイヤーの動きを見ると戦況をより把握しやすくなります。

■復活なしの伝統的な爆破ルール SEARCH&DESTROY(サーチ&デストロイ)

SEARCH & DESTROYは、攻撃と防衛に分かれ、目標の爆破・爆弾の解除、もしくは敵の殲滅を目指すモードです。6ラウンド先取したチームの勝利となり、最大11ラウンドを戦います。

攻撃側のラウンド取得条件は、目標に爆弾を設置して起爆するか、敵を殲滅すること。防衛側のラウンド取得条件は、制限時間内に爆弾を設置させないか、設置された爆弾を解除する、もしくは敵を殲滅すること。攻撃と防衛はラウンドごとに交代します。

ラウンド中の復活がないモードのため、緊張感あふれる戦いが繰り広げられます。また、マップにはAとBの2つの目標地点があり、それに対してどのように攻撃や防衛を展開するのかといった戦略性が見どころです。

ラウンド中、倒されたプレイヤー名の左側にはドクロマークが表示されます。残りの生存人数に注目すると、どちらのチームが有利な状況をつくっているか理解しやすくなるでしょう。

ミニマップには爆弾の位置が表示されるため、爆弾を持っているプレイヤーが今どこにいるかを追うことができます。

■HPとS&Dのハイブリッドルール CONTROL(コントロール)

CONTROLは、攻撃と防衛に分かれ、目標の奪取・防衛、もしくは敵のチケット(復活回数)を0にすることを目指すモードです。3ラウンド先取したチームの勝利となり、最大5ラウンドを戦います。

マップにはAとBの2つの拠点があり、制限時間内に2つの拠点を確保すれば攻撃側がラウンドを取得。制限時間まで守り抜けば、防衛側がラウンドを取得します。ラウンドごとのチケット数は各チーム30。攻撃と防衛はラウンドごとに交代します。

攻撃側が拠点に入ると拠点の確保状況を示すゲージが進み、拠点に入っている人数が多いほど速くゲージが進行します。そのため、4人同時に拠点へ入ることによって、一気に勝負がつく場合も。状況に応じて、素早く的確な判断が求められるモードです。

ラウンド中は、画面の中央上部に表示されるゲージに注目し、2つの拠点の奪取状況をチェックしましょう。プレイヤー名の左側には、今入っている拠点が表示されるため、何人で拠点に入っているかを把握できます。

また、残りチケット数にも注目。0になると敗北してしまうため、復活回数を多く残しているチームほど、有利にラウンドを進めていると言えます。

応援チームが決まれば観戦はもっと楽しくなる!

本大会に出場するプロ6チームについて、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

国内のCoDシーンを代表するチームといえば、絶対王者として君臨するLibalent Vertex(リバレントヴァーテックス)。SPRINGシーズンで勝利をおさめ、公式大会10連覇という前人未踏の記録を打ち立てました。そして現在、王者の連覇を阻止できる可能性が最も高いとされているチームが、CYCLOPS athlete gaming(サイクロプス アスリート ゲーミング)です。

SCARZ(スカーズ)は、国内初のCoDプロチームとして始動した経歴を持つ古豪チーム。同じく長い歴史のあるRush Gaming(ラッシュゲーミング)は、動画投稿や配信での積極的な発信活動でシーンを支え、大きな人気と影響力を持ちます。

アマチュアチームからプロチーム化した背景を持つREJECT(リジェクト)は、その実力で着実に国内トップクラスの地位へと上りつめてきました。そして、若手プレイヤーを中心とする新勢力のFAV gaming(ファブゲーミング)も、シーンに旋風を巻き起こすべく経験豊富なチームに食らいつきます。

まもなくSUMMERシーズン開幕

「コール オブ デューティ プロ対抗戦」は、6月13日 (日)よりSUMMERシーズンが開幕。大会配信はYouTube、Twitch、Twitter Liveにて行われます。国内のトップチームが繰り広げるハイレベルな戦いを、ぜひお楽しみください。