プレミアム インタビュー

The Last of Us Part II

一生経験できないような機会を与えてくれる物語です。

吉河美希

マンガ家

2003年マガジンSPECIAL(講談社)にて「GLORY DAYS」でデビュー。2006年より週刊少年マガジン(講談社)にて『ヤンキー君とメガネちゃん』の連載を開始し、同作は2010年にドラマ化もされた。2012年から連載を開始した『山田くんと7人の魔女』も、実写ドラマ・TVアニメ化のWメディア化を果たす大ヒット作に。2020年1月からは新作ラブコメ『カッコウの許嫁』の連載を開始した。

―前作をプレイした感想について

『絶対に続編をやりたくないゲーム』
……というのも、あらゆる点で完成されすぎていてこれをこえるものはもう生まれないのではないか?と思ったから。
正直、今作をプレイするか悩みました(笑)
もちろん、やらない理由がないんですけれども!!

-主人公:エリーの印象について

前作をプレイした人ならあれからの空白の5年間、エリーがどんな思いを抱えて成長きてきたのか、気になるところ。しかも、19歳という女の子でも女性でもない難しい時期にあの変わり果てた世界で彼女がどう変化しているのか。そこを踏まえても、やっぱりエリーは勇敢でユーモアにあふれた素晴らしいキャラだと思います。もちろん、ジョエルあってのエリーなことには変わってなくて安心しました。

-お薦めのシーンや印象的なキャラクターは?

多くは語れませんが、エリーにとっての『復讐』の引き金のシーンですかね。私にとっても何かが砕け散るおもいでした。
ですがもうひとつ、とても印象的だったのは冒頭でジョエルが「おやすみ」とエリーにかけるこの一言。たった一言なのに空白の5年間での2人の関係性がとてもよく現れていて……ドアを閉めようとするしぐさや、表情、声のトーン、間。全てが集約されていて、たった一瞬の言動でこんなのを見せられたら物語に引き込まれないはずがない。冒頭からとんでもない物語がはじまったぞ!!とテンションが上がりました。

―グラフィックや世界観、ストーリー体験をより深いものにするゲームシステムなどについていかがでしたか?

一面に広がる雪景色は今まででも最高峰かと!「The Last of Us」ならではの、人の手が届かなくなった人工物と静かでゆっくり流れる時間は健在です。大都市を馬に乗って優雅に探索するのがとても楽しい!!
復讐という重いテーマの裏にユーモアある仲間との会話や日記と手紙、コレクターアイテムなどの探索が楽しくなる要素もあり、うっかり寄り道が捗ります。(笑)
キャラクターの表情の造りこみや行動はゲームならではの不自然さが無く、自分がやっているのがゲームだったことを忘れるほど。戦闘中も表情が変わる!アクション性も増しているので、戦闘ひとつでもまず状況を確認してどう立ち回ろうか、プレイヤーによって違いがありそうなところも魅力的!私は基本、一掃します。(笑) あと犬、犬ですよ!!犬は何も悪くない!!!(笑)
眩しくて生命力に溢れた美しい世界と復讐、このコントラストが一層テーマを引き立てています。

―この作品を一言でいうと?

『愛と憎しみの物語』
反するようで紙一重。人間にとって永遠のテーマですよね。この複雑な感情をゲームに落とし込み、体験させられるとは思いませんでした。

-これからプレイするみなさんへメッセージをお願いします。

復讐というテーマなのでとても過酷な旅であることには違いありませんが、物語を終えた時、必ず見えてくるものがあります。自分がどういう価値観をもって生きてきたのか改めて考えさせられる、もしかしたら一生経験できないような機会を与えてくれる物語です。是非最後まで見届けてみてください!

©2020 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog, LLC.

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