プレミアム インタビュー

The Last of Us Part II

『完成度が高い』はこの作品の為だけにある言葉

山寺宏一

声優
『The Last of Us Part II』ジョエル役

6月17日生まれ。宮城県出身。
1985年声優デビュー。
アニメ「アンパンマン」チーズ、ディズニー作品のドナルド・ダック、「アラジン」ジーニー、「新世紀エヴァンゲリオン」加持リョウジ、「ルパン三世」銭形警部の声として知られる。外国映画ではジム・キャリー、ブラッド・ピット、エディ・マーフィー、ウィル・スミスなど数多くの俳優の吹替えを担当している。

―前作のジョエルについてどういったキャラクターだったか、演じた際の印象で残っていることなどありますか?

過酷な旅によってエリーはかけがえの無い存在となり、人を愛する心を取り戻して行ったが、それと同時に鬼にもなったジョエル。
ラストの決断はエリーへの深い愛情を感じさせるものでしたが、あまりに衝撃的過ぎて、すぐには受け入れられなかった事を覚えています。愛とは?正義とは?生きる意味とは?様々な事を考えさせられました。

―前作から5年後のジョエルを演じるにあたり、エリーとの関係も含め、どういったことを意識して演じられましたか?

5年間に何があったのか、物語が進んで行くにつれて少しずつ明らかになって行きます。
ゲーム本編の流れもそうですが、収録も時間軸通りに進む訳ではありません。その都度スタッフから説明を受け、2人の間に何があり、どんな思いで会話をしているのかを確認しながら演じました。
特にファイアフライの病院での真実をエリーに告げるか告げないかは、2人の関係に大きく影響します。
それに関するやりとりはとても重要なので、オリジナル版(英語)の音声とキャラクターの表情にしっかり合わせつつ、気持ちを大事に演じたつもりです。
シーンによっては、ため息や鼻息一つで感情が違って聴こえたりするので、きめ細かく演じなければなりません。
例えば、エリーに対して言いにくい話をする時、逡巡する間(ま)なども本当にリアルに作られているので、その間をどう感じとるかが求められます。とても難しいんですが、収録時は英語の台詞を、音だけじゃなく波形(セリフのボリュームや尺感を表わすもの)までチェックしながら合わせて行きます。
ですので、もし僕の演技を評価して頂けるのであれば、ほとんどは身を持って演じているオリジナル版キャストのトロイ・ベイカーさんと日本語録音スタッフのおかげと言えるでしょう。

―印象に残っているシーンやセリフなどあれば教えてください。

「もしも神様がもう一度チャンスをくれたとしても、俺はきっと同じ事をする」

―この作品を一言でいうと?

一言では無理だと思いますが、
「何もかもが衝撃的!」
もしくは
「『完成度が高い』はこの作品の為だけにある言葉」
あるいは
「リアルにも程がある!」

―これから遊ぶみなさんへメッセージをお願いします。

切なくて、重くて、繊細で、心揺さぶられるストーリー、そしてグラフィックの美しさはきっと皆さんの想像を超えるでしょう。
是非、寝不足に気をつけながらお楽しみ下さい!

©2020 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog, LLC.

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