製品

当社製品による環境への影響を低減する取り組み

消費電力効率

カーボンフットプリント

資源効率

有害物質

消費電力量

PlayStationの消費電力は?

下の表で、お使いの本体の消費電力をご確認いただけます。※

CUH-10xx        148 - 155kWh/年

CUH-11xx        133 - 140kWh/年

CUH-12xx        109 – 111kWh/年

CUH-20xx        84 - 89kWh/年

CUH-21xx        82 - 86kWh/年

CUH-22xx        81 - 85kWh/年

CUH-70xx        121 - 123kWh/年

CUH-71xx        125 - 127kWh/年

CUH-72xx        124 - 125kWh/年

※補足: このデータは英国のゲーム機本体を使用して行われた電力測定に基づいており、一日あたり約3時間という平均的な使用時間を想定しています(NRDC, 2014)。参考までに、米国の家庭では平均して年間10,972kWh前後を消費します(米国エネルギー情報局, 2019)。お使いのPlayStationのモデルはこちらからご確認いただけます。

PlayStationの消費電力を最小限にするには

自動電源オフ機能を有効にする

お使いの本体の消費電力が最小限になるよう設定したい場合は、自動電源オフ機能を有効にしてください。これで、本体を使用していない状態が一定時間経過すると、本体の電源がオフになります。自動電源オフ機能のデフォルト設定では、メディア再生モードの場合は4時間、それ以外のすべてのモードでは1時間(欧州では20分)で電源が切れるようになっています。デフォルト設定はそのまま使うことも、時間を調整することもできます。

電源管理関連の設定については、PS4ユーザーズガイドの[設定]>[省電力設定]>[PS4の電源を切るまでの時間を設定する]をお読みください。

スタンバイモードの各種設定を調整する 

スタンバイモードにも、消費電力をお好みで調整できる省エネ設定があります。以下の質問内容をご確認いただきお役立てください。

スタンバイモードの各機能を調整する方法については、 PS4ユーザーズガイドの[設定]>[省電力設定]>[スタンバイモード中の機能を設定する]をお読みください。 

スタンバイモードの各種設定を調整する 

スタンバイモードにも、消費電力をお好みで調整できる省エネ設定があります。以下の質問内容をご確認いただきお役立てください。

スタンバイモードの各機能を調整する方法については、 PS4ユーザーズガイドの[設定]>[省電力設定]>[スタンバイモード中の機能を設定する]をお読みください。 

スタンバイモードの各機能を調整する方法については、 PS4ユーザーズガイドの[設定]>[省電力設定]>[スタンバイモード中の機能を設定する]をお読みください。 

カーボンフットプリント

ゲームのカーボンインパクトは?

ゲームのカーボンフットプリントは、お住まいの国やお使いのPlayStationのモデルなど、さまざまな要因に左右されます。中でも特に重要な2つの要因は、ゲームのデータ容量と(タイトルあたりの)トータルプレイ時間です。私たちはこれらの要因を分析し、ゲームプレイ1時間あたりの二酸化炭素排出量という観点から、ゲームをするうえで最善の方法を特定しました。 

デジタルとディスクによる違い:

現在のところ、私たちは二酸化炭素排出量が最も少ないのは、ストリーミングやディスクでのプレイではなく、ダウンロードによるプレイだと試算しています(最新のPS4本体を使用した場合、ゲームプレイ1時間あたり平均0.05kgCO2e)。これは、代表的なゲーミングPC(0.09kgCO2e/1時間)と比べると比較的低い数字です。 

一般的に、ゲームは他のレジャー活動、とくに移動を伴うものよりも低炭素な活動です(例:映画を観に行くという活動は1時間あたり2.4 kgCO2eと試算)2012年のDruckman他の研究による)(2012)。※

プレイ時間:

(タイトルあたりの)トータルプレイ時間は、カーボンフットプリントに影響を及ぼします。たとえば平均的な数字として、PlayStation™Nowを使用したストリーミングの場合、累計ゲームプレイ時間(タイトルあたり)のうち4~5時間までならダウンロードよりも二酸化炭素排出量が低く、20時間までならPlayStationのディスク使用時よりも二酸化炭素排出量が低いと試算しています。 

ゲームのデータ容量:

同じように、ゲームのデータ容量も重要です。私たちの試算では、コンパクトなゲームの場合(5GBまで)、総合的な二酸化炭素排出量が最も低いのは、ストリーミングやディスクでのプレイではなく、ダウンロードによるプレイです。

それ以上大規模なゲームになると、トータルで2~3時間程度のゲームプレイならPS Now経由のストリーミングが最も排出量が少なく、より長く※プレイする場合はダウンロードが最も排出量が少なくなります。

PS Nowを使用すれば、数百タイトルものゲームをすぐに楽しめるだけでなく、購入(ダウンロード)前のゲームのレンタルやお試しを目的としてPlayStationを使用する場合のカーボンフットプリントを削減できます。

※データ容量が10GBを超えるゲームをトータルで3.5時間以上プレイする場合は、ダウンロードが最も排出量が少ない方法です。データ容量が10GB以上のゲームは、プレイ時間がトータルで200時間を超えると、ディスクとダウンロードのカーボンインパクトが同程度になります。

これらの試算には、PlayStationをプレイするときだけでなく、本体やディスクの製造、小売店への輸送、店舗からの配達や回収、使用済み製品の処理(リサイクルや廃棄)の際に排出される二酸化炭素も含まれます。  

また、デジタルとネットワークのアクティビティー、すなわちゲーム開発やソフトウェア製造、インターネットデータ配信によって排出される二酸化炭素に加え、サーバーがPlayStation™NetworkやPS Nowの稼働に消費する消費電力も含まれます。

これらの試算は、欧州の平均的なデータを用いた研究をベースに、現時点でPS Nowが利用できるその他の地域のクラウドストリーミング状況も反映しています。

本体のパフォーマンスや演算効率、そしてインターネット技術の今後の向上に伴い、こうした試算結果も変わっていくことが予想されます。たとえば、インターネット経由のデータ送信に使われる電力は、2000年以降、2年ごとに半減しているという試算があります(Aslan他、2018年)。加えて、PS Nowはまだ比較的新しいサービスであり、カーボンインパクトとゲーム効率についてはこれからも継続的な精査が予定されています。

※Druckman他(2012)の研究範囲には、移動における二酸化炭素排出量の度合いと、娯楽・文化活動やアウトドアスポーツに内包される排出量(映画館までの移動など)が含まれています。    

製品やサービスのカーボンインパクトを減らすために私たちが取り組んできたこと

私たちは、下記のような電力効率に優れるテクノロジーの採用により、PS4の消費電力の削減に尽力してきました。

  • システムオンチップ(SoC):CPUやGPUなど複数のコンポーネントを、単一のチップに搭載。
  • 微細化:プロセッサ内部のコンポーネントをより小型化・効率化。
  • パワースケーリング:PlayStationのプロセッサが、ゲームやアプリケーションのパフォーマンスに応じて消費電力を効率よく増減させる。
  • 電源の効率化。  
  • ゲームやアプリケーションを一時停止した状態でPlayStationの電源をオフにできるSuspend-to-RAMなど、省エネを実現するスタンバイモードを搭載。

私たちは、これまでに抑制した二酸化炭素排出量をおよそ1,600万トンと見積もっており、2030年にはこれを3,000万トン(2017年のデンマークのCO2排出量に相当)まで増やせると試算しています※。    

さらに、次世代機となるPlayStation®5では、PS4よりはるかに低い消費電力でゲームプレイを一時中断できる可能性があります(0.5W程度と予測)。仮に100万人のユーザーがこの機能を有効にすれば、平均的な米国家庭1,000戸の1年分に相当する電力を節約することになります。

このうち約180万トンのCO2eについては、EU各国がEU待機電力指令(EC 1275/2008、EU 801/2013で改正)の待機電力要件およびネットワーク待機電力要件を遵守することを前提としています。

私たちのクラウドゲーミングサーバーには、消費電力削減に向けたさまざまな省エネ対策が施されています。

  • 電源の効率化
  • 冷却の効率化(シェアード、マネージド)
  • アイドルステータスによる電力消費の効率化
  • サーバーの電源管理

資源効率

製品の最適化

  • 2013年の発売以降、PS4の重量は初回モデルから23%減少しました。 
  • この期間に消費電力効率の改善も行い、PS4の体積も30%以上減らし、ユニットの熱放出も低減させました。熱放出が少なくなったため、ユニットを冷却する内部パーツのダウンサイジングも実現しました。 
  • 本体サイズの小型化で効率的な輸送も可能になり、全体的なカーボンフットプリントをさらに削減しました。  
  • PS4のカバーパーツと本体のフレームは、リサイクル可能なABS樹脂とポリカーボネート(PC)でできています。 
  • 本体内に使用している100g以上のプラスチックパーツは、リサイクル業者が市販の工具を使って取り外しできるようになっています。
  • リサイクルの際にそれぞれの組成がわかりやすいように、可能な場合※は20g以上のプラスチック部品に材料表示を行っています。1%(質量パーセント)以上の難燃性物質を含む、20gを超えるプラスチック部品には、 難燃剤の表示も行っています。 

※例外は次のとおりです。

  • マーキング可能な水平面が1cm2に満たない場合
  • 触覚ボタン、プラスチックレンズ、ディスプレイ画面など、マーキングによってパーツの性能や機能が低下する場合。
  • 外側の透明パーツ
  • パーツに使われているプラスチックの製造方法が特殊である(押し出し成型など)ために、マーキングが技術的に不可能なもの。 

PlayStationの修理と廃棄 

私たちは、保証期間内および保証期間外の本体の修理サービスを提供しています。このサービスを提供するため、認定修理センターに技術資料を配布するとともに、スペアパーツが在庫切れにならないよう徹底しています。また、本体の主要構成部品は非破壊的な方法で分解できるよう設計しています。

梱包材

私たちは梱包材について定期的に見直しを図り、お客様に製品を安全にお届けするために必要最小限の資材を使用するよう心がけています。 

  • 2018年、PS4 CUH-20xxの筐体に使用していた段ボール梱包材(緩衝材、箱、スリップケース)をPS4 CUH-12xxより13%減らすと同時に、ゴールドステレオヘッドセットのプラスチックトレーも約44%軽量化しました。 
  • また、リサイクル性を高めるため、PS4ではEPS(発泡スチロール)ではなく段ボールベースの梱包材を使用しています。
  • 米国の販売地域においては、周辺機器の梱包材の原料を、製造過程で生じるプラスチックスクラップのみに依存していましたが、2013年からは使用済みペットボトルに移行し始ました。何もしなければ埋め立てごみとなる使用済みペットボトルの利用を増やすことで、品質は同じ水準に保ちながらも、使い捨てプラスチックの廃棄量を減らしています。 
  • また欧州地域においても、DUALSHOCK®4に使用されているPET包材の50~55%はリサイクル材料からできています。    

※販売モデルは国や地域によって異なります

有害物質

ソニーは、自社製品の環境管理物質の使用を段階的に減らすことを目標に掲げています。自社の業務とサプライチェーンにおいて、化学物質の環境および健康リスクの管理に関する独自の国際基準に沿った規制物質一覧を維持しています。     

自社製品(DUALSHOCK 4やPlayStation®VRなど)のすべてのバッテリーと画面で、水銀を使用していません。水銀はバッテリーや画面に使われることが多い物質ですが、廃棄処分が不適切だと環境汚染の原因となります。

PlayStationは、製品最外装のプラスチック筐体には塩素系や臭素系の難燃剤を使用していません。さらに、一部地域では、再利用、リサイクル、使用済み製品の処理が適正に行われるよう、主要構成部品の取り外しに関する情報を公開しています。

製品のリサイクル

欧州

私たちは欧州全域で、ソニーの製品、バッテリー、梱包材が使用終了時に適切に回収、リサイクル、処分されるよう、各種リサイクルスキーム(WEEEへの対応、バッテリーと梱包材に関するコンプライアンス)の確立を支援してきました。同地域では、毎年1,500万ユーロをこうした対策に充当しています。

電気・電子機器廃棄物:

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、電気・電子機器廃棄物に関するEUのWEEE指令(92012/19/EU)を遵守しています。製品には、付属書IXおよび欧州規格EN 50419のガイダンスに従って次のような表示が施されています。

このラベルは、この製品を家庭ごみとして廃棄してはいけないことを示します。このラベルがあるものは、回収やリサイクルができるよう、然るべき施設で処分しなければなりません。

バッテリー:

PlayStation製品に使用されているバッテリーは、EU電池指令(2006/66/EC)に準拠しています。

梱包材:

WEEEやバッテリーと同様、私たちは製造責任者として、梱包材に関する各国のコンプライアンススキームにも参画しています。こうしたコンプライアンススキームを通して、廃棄物回収業者やリサイクル事業者の活動に資金提供し、可能な限りお客様がソニー製品の梱包材の再利用、回収、リサイクルに無償で参加できるよう取り組んでいます。 

北米

米国では「テイクバックリサイクルプログラム」という活動を通し、ソニーの製品と梱包材の責任あるリサイクル活動を全米規模で推進しています。認定リサイクル事業者との提携により、不要な電子機器を分解して再利用可能な材料にし、将来採掘される資源とのオフセット(相殺)を実現しています。 

また、各種認定プログラムによって、作業員の安全確保と地域社会の保護がリサイクルプロセスにおける最優先事項であることを保証しています。詳細については、sony.com/ecotradeをご覧ください。

他の国々に関しても、製品を販売しているあらゆる地域で、WEEE、バッテリー、梱包材の廃棄に関する現地の法規制を遵守しています。